園日記ページ

☀つぶやき☀ ~自然への感謝~

久しぶりの”つぶやき”です。。

 

みなとみらい園では、朝の会(3~5歳児)の時にその日のお当番さんに、

「今日の天気予報」を発表してもらっています。

ねらいは?? ※保育の内容・カリキュラムには、必ず「ねらい」があります。

① 人前で堂々と大きな声で話せる(発表できる)人に

② 季節ごとに、気温や天気を意識することにより、四季・自然への興味関心を抱いてほしい

 

上記、保育者のエゴと言われてしまうと悲しいですが、

日本人たるもの、英語教育などの語学力よりも、←これも勿論大切ですが、、

私は、まず「日本人たれ」と思います。

日本の歴史や文化・風習、言語等、

最近では、少し日本に興味のある外国人の方がずっと勉強していると思います。知っています。

将来外国にでて、「君の国ではどうなの??」という質問に答えられない程、

空しいことはないでしょう。

日本という国は、温帯で大陸東岸に位置し、世界で最も四季がはっきりしている国のひとつです。

 

春夏秋冬、食べるもの、着るもの、出かける場所が違い、

日本人の生活の殆どすべてが四季に依存しています。

食の面でも、「走り」「旬」「名残り」の食材から、

自然に感謝し、器の上で”四季のうつろい”を表現するというのが、日本料理・懐石料理の特徴です。

 

冬は、霜柱や降る雪をめでたり、

夏は、入道雲さがしや、逃げ水を追いかけたり、かげおくりをしたり

 

そんな、自然との戯れを忘れないように子供たちと接していきたいです。

 

「自然(地球)が怒ると怖いんだよ、人間は勝てないんだよ、

だから地球をいじめないようにしようね。なかよくねっ」

て、節々でよく伝えます。

 

自然のへの畏敬の念とまでは大げさですが、自然の偉大さ、雄大さ、恐さを

感じるってとっても必要なことだと思います。